MultiNA
DNA/RNA分析用マイクロチップ電気泳動装置。高感度・高分解能の核酸分析が可能です。サンプルや分離バッファーをセットするだけで自動分析できます。「あ、流しすぎちゃった(涙)」なんてことにはなりません。
ÄKTA go
タンパク質精製用の液体クロマトグラフィーシステム。サンプルの管理がしやすいようにウェルプレートに分取できるフラクションコレクターF9-Tと省スペース化を実現するF9-T tunnelを搭載しています。何よりデザインがカッコいい。
Gene Pulser
エレクトロポレーション装置。高電圧のパルスを与えて微生物の膜に穴をあけ、DNAを導入する装置です。微生物の約半数が死滅する条件がDNA導入には最適と言われています。ポップなデザインですが、微生物からしたら処刑台かも?
Q125 超音波ホモジナイザー
超音波を発生させて細胞を破砕する装置。プログラムタイマー機能があるので、熱の発生からサンプルを守ることができます。その場を離れても大丈夫。消音ボックスもあるので嫌な音にも悩まされません。
Bio Shaker
小型・中型恒温振とう培養機。微生物を様々な温度で振とう培養することができます。下のG-BR-200は5 Lフラスコを同時に4本振ることができます。いろんな種類の微生物を扱っているので、シェイカーはもっとほしいです。
FP-6600 蛍光分光光度計
試料の発する蛍光を測定する装置。蛍光タンパク質を発現する細菌や人工細胞の測定に使用します。ポスドク・特任助教時代の恩師からご厚意で譲っていただきました。ちょっと古い装置なので、PCはWin XPですが装置自体は高性能です。
UV-1850 紫外可視分光光度計
幅広い波長(190.0~1100.0 nm)の吸収を測定できます。固定波長だけでなく、スペクトルスキャン、タイムラプスなどの測定可能。ミクロ試料台を搭載しているので、微量試料の測定が可能です。お願いだからミクロセルは割らないで・・・
T100 サーマルサイクラー
DNAをバイバインのごとく増やしてくれるPCRを行うための装置。バイオ系のラボで稼働率が最も高い装置の1つです。デザインは及第点でも2台並ぶと可愛い。ミルクボーイも「こんなんなんぼあってもいいですからね」と言うに違いない。
オートクレーブ
小型オートクレーブ装置。単相100V 15Aのコンセントでも使用できることが気に入っています。オートクレーブは小型だと、こまめに滅菌するようになるため、廃液・廃棄物が溜まりにくくなるという持論があります。これも2台並ぶと可愛い。
クールインキュベーター
プログラム機能付きクールインキュベーター。プログラムを組むことができるため、午前中でも大腸菌の形質転換ができます。週末に形質転換しても、翌日に回収しに来る必要はありません。とても便利なので2台あります(写真は弐号機)。
クリーンベンチ
微生物の植菌や無菌操作に使用します。中が広くて使いやすいです。前任の先生から譲っていただきました。2台ありますが、クリーンベンチが渋滞するのはバイオ研究室のあるあるです。
ディープフリーザー
-80°Cのパーソナル極低温フリーザー。コンピテントセルやグリセロールストックが保管されています。クリーンベンチの隣にピタリと設置されていて、動線が最適化されています(偶然)。カノウ冷機のフリーザーはデザインが格好いいです。
RTS-1C
光学密度(OD)自動測定バイオリアクター。リバーススピンにより遠心管であっても通気よく高密度培養が可能です。自動でODを測定してくれます。徹夜で増殖曲線を書く必要はありません。愛称は左からマッシュ、ガイア、オルテガです。
Blue/Green LEDイルミネーター
LEDライトで蛍光色素を励起・検出する装置。弊研究室では安全面の理由とDNA試料保護の観点からエチブロは使いません。LEDライトを使うようになってから、ゲル回収したDNAを用いたクローニングの効率が上がった気がします(当社比)。
EVOS XL
デジタル透過光反転イメージングシステム。こう見えても顕微鏡です。操作がとても簡単でクリアーな画像をディスプレイに映してくれます。以前は培養細胞の観察に使っていました。弊研究室では何に使おうかな。